【Banco Central do Brasil】
CMN and BC adopt measures of macroprudential nature
03/12/2010 8:20:00
http://www.bcb.gov.br/textonoticia.asp?codigo=2823&idpai=NEWS
Brasília – The National Monetary Council (CMN) and the Board of Governors of the Banco Central (BC) adopted a set of measures of macroprudential nature in order to improve the existing regulatory tools, maintain the stability of the National Financial System (SFN) and allow the continuity of the sustainable credit market development. The initiatives are also aimed at continuing the process of gradual withdrawal of the incentives introduced to minimize the effects of the 2008 international financial crisis. (国家金融評議会(NMC)と中央銀行役員会は、国家金融システム(NFS)の安定を維持するため、信用市場の発展継続に資するため、既存の手段を改善することによって、マクロプルーデンシャルの手段の実施を採用した。その政策手段は、2008年の金融危機の影響を最小化するために導入された刺激策を緩やかに解除してゆくことを目的としている。)
以下、英文が比較的長いので省略するが、マスコミなどのニュースには預金準備率の引き上げが取り上げられているが、その他にも金融機関が自己資本比率を算定するときなどに使われるリスクウェイトの計算方法を、個人融資に対して今後24ヶ月間100%から150%に引き上げるなど、貸出し抑制、景気抑制に向けた手段の採用が表明されている。ブラジル経済も中国と並び、海外からの資本流入などによって過熱感が出てきているが、景気を殺さずに何処まで金融政策でうまい舵取りができるか、注意してみていく必要があるだろう。
メイレレスブラジル中銀総裁。今年で任期満了。
送信者 備忘録とかそういうの |
【ブルームバーグ】
ブラジル中銀:預金準備率を引き上げ-個人向け融資を抑制(Update1)
2010/12/03 21:46 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aWDTbWSOjQNw
12月3日(ブルームバーグ):ブラジル中央銀行は、預金準備率を引き上げた。年20%のペースで拡大している個人向け融資を抑制し、信用バブルを未然に防ぐのが狙い。
ブラジリアで3日配布された声明によれば、定期預金の準備率は20%になる。従来は15%だった。現金預金向けの追加的な準備率も12%と、8%から上昇する。また、期間2年を超える個人向け融資の裏付けに、より多くの資本を割り当てることを銀行に義務付ける。これらの措置は610億レアル(約3兆円)を経済から吸収するという。
【ロイター】
ブラジル中銀が預金準備率を引き上げ、目先の利上げ観測が後退
2010年 12月 6日 08:22 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18480120101205
[ブラジリア 3日 ロイター] ブラジル中央銀行は3日、インフレ加速の主因とみられる信用拡大の抑制に向け、預金準備率を引き上げると発表した。
要求払い預金は8%から12%に、定期性預金は15%から20%に引き上げる。
これにより合計融資残高(政府補助の融資除く)の約6%に相当する610億レアル(360億ドル)の流動性吸収が可能、としている。
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