5月2日に中国人民銀行が預金準備率の引き上げを決定した。中国の預金準備率引き上げは、1月12日、2月12日に続き3回目。利上げや人民元相場の上昇容認による流動性の吸収が予想されて入るのだが、いまだにこれらの政策は実施されていない。中国経済の膨張が続く中で、緩和過ぎる金融政策運営はバブルの芽を生み出してしまったと言えるのではないだろうか。上海万博などの熱狂があるうちに早めに行動しておいたほうが良いと思う。ただし、中国株式市場は金融引き締め観測、不動産投機抑制観測によって自ら自壊し始めており、軟調な展開が続いている。0.5%の引き上げによって、預金準備率は17.0%となった。
中国人民銀行决定上調金融机构人民巾存款准備金率0.5个百分点
2010-5-2 18:43:00
http://www.pbc.gov.cn/detail.asp?col=100&id=3617
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