IMD(スイス国際経営開発院)が世界58カ国を対象に2010年度の国際競争力年鑑を発表した。1位シンガポール、2位香港、3位米国と、このあたりは前回から順位は変わっていない。一方で、日本は17位から27位へと大幅にランクダウン。
Embargo 19 May 2010 18h00 Local Time
1. JUST RELEASED: IMD WORLD COMPETITIVENESS YEARBOOK 2010
http://www.imd.ch/research/publications/wcy/upload/PressRelease.pdf
国際競争力
順位 前回 ポイント 国名
1 3 100.000 シンガポール
2 2 99.357 香港
3 1 99.091 米国
4 4 96.126 スイス
5 7 92.172 オーストラリア
6 6 90.893 スウェーデン
7 8 90.459 カナダ
8 23 90.441 台湾
9 11 89.987 ノルウェー
10 18 87.228 マレーシア
11 12 86.867 ルクセンブルク
12 10 85.650 オランダ
13 5 85.587 デンマーク
14 16 84.085 オーストリア
15 14 83.828 カタール
16 13 82.730 ドイツ
17 24 80.327 イスラエル
18 20 80.182 中国
19 9 80.002 フィンランド
20 15 78.531 ニュージーランド
21 19 78.144 アイルランド
22 21 76.808 英国
23 27 76.249 韓国
24 28 74.372 フランス
25 22 73.586 ベルギー
26 26 73.233 タイ
27 17 72.093 日本
28 25 69.669 チリ
29 29 65.443 チェコ共和国
30 - 65.067 アイスランド
政府債務残高が対GDP比で60%以下に低下するのが何年になるかと言う試算については、日本が2084年までかかると言う。カナダのような比較的財政の健全性が高い国が2025年であったり、財政の健全性が低い英国がそれでも2028年だったり、ギリシャが2031年であったりと、ちょっと信用できない部分もあるが、日本の財政状況が悪いと言うのは、その通りであるので否定できない。
債務残高対GDP比60%に低下する期間
2084年 日本
2060年 イタリア
2037年 ポルトガル
2035年 ベルギー
2033年 米国
2032年 アイスランド
2031年 ギリシャ
2029年 フランス
2028年 ドイツ
2028年 英国
2025年 カナダ
2022年 ハンガリー
2021年 アイルランド
2020年 オーストリア
2020年 オランダ
2019年 イスラエル
2019年 スペイン
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