十三人の刺客
http://13assassins.jp/main.html
島田新左衛門(役所広司):良い演技をしている。こういう侍などの役をやらせると良い。しかし、最後何故斉韶に一太刀浴びせられたのかがよく分からない。星4つ☆☆☆☆。
左から2番目の伊原剛志は渋い!!
島田新六郎(山田孝之):良い演技。博打好きなのだが、それが出るのは始めの方だけ。星4つ☆☆☆☆。
木賀小弥太(伊勢谷友介):山の民だが、首に刀が刺さっても死なないところや、山の女「ウパシ」を求めるところが意味不明。ウパシは最終的に何だったのか。星3つ☆☆☆。
手前が山田孝之、奥が伊勢谷友介。殆ど最後の方のシーン。人は死んでいても、馬は死んでいないところは、邦画の限界か・・・
佐原平蔵(古田新太):槍使いなのだが、お腹が出すぎ。これで剣士役でバタバタなぎ倒す強い役目が適任なのか。星3つ☆☆☆。
倉永左平太(松方弘樹):13人の刺客の中では位の高い武士なのだろうが、今回は役所広司が主役なので、完全に脇役になってしまった。しかし、演技は良い。星4つ☆☆☆☆。
松平左兵衛督斉韶(稲垣吾郎):この惚け方と良い、暴君としての表現と良い、この映画の中で一番演技が良かった。本当はもっとプラスしたいが、最大の星5つ☆☆☆☆☆。
鬼頭半兵衛(市村正親):島田新左衛門の敵役として、日本の朴訥な侍役を良い感じで演じていた。星4つ☆☆☆☆。
三州屋徳兵衛(岸部一徳):こういうコミカルや役を時代劇でやらせたら非常に適任。悪商人でもOK。星4つ☆☆☆☆。
久しぶりに邦画を見たのだが、この映画は非常によかった。惜しむらくは、なぜ途中で不利と分かっていて、弓矢や爆弾が残っているのに剣の切り合いへと13人の刺客が降りていったのか、その点が不明。戦いのシーンでも、あっち行ったりこっち行ったり、時々なんでかなと思う点が多数あった。だけど、邦画としては非常に得点は高い。特に、稲垣吾郎の演技は秀逸だった。その他の刺客は多すぎてちょっと食傷気味の所もあったけど、評価は星4つにプラスを付けて良いだろう☆☆☆☆+。
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