2010年11月7日日曜日

(10月28日-3)NY連銀の金融緩和アンケート

この日は、米国が11月3日に発表を予定しているFOMCを前に、事前の市場予想でFRBが国債の買い増しを発表することがほぼ織り込まれているが、その額や期間がどうなるのかということに注目が集まる中で、NY連銀が市場参加者に対してそのアンケート調査をやったことが話題になった。

【ロイター】
米NY連銀、量的緩和に関する調査実施
2010年 10月 29日 04:28 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17894620101028
FRBは18社に対し、証券買い入れを行った場合の米10年債の名目・実質利回りへの影響について意見を求めた。買い入れシナリオとしては、追加買い入れが行われない場合、向こう6カ月間の買い入れ規模が2500億ドル、5000億ドル、1兆ドルの場合が提示された。また、FRBが米国債、政府系住宅金融機関が保証するモーゲージ担保証券(MBS)あるいは、政府機関債を買い入れると期待しているかとの質問があった。FRBに務めた経験を持つ、バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、マイケル・ゲイペン氏は「FRBはFOMCの前に毎回このような調査を実施している」とし、「誘導質問にならないよう配慮しており、非常にうまく行っている。市場関係者の意見を把握するために、様々なシナリオを提示したいと考えている」と話した。

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