主人公のレオナルド・ディカプリオの役は人の夢に侵入してその人の考えを盗むコブと言う名の企業スパイ。そのコブに渡辺謙が演じている大企業トップのサイトウから、ライバル企業の次期社長と目されるロバート・フィッシャーの夢に入り込み、考えを盗むのではなく、企業を解体するという思想を植えつけることを依頼される。仲間を集めてロバートの夢に侵入していくのだが、ロバートは夢の中での訓練を受けており、コブらは襲撃を受け、夢のハザマに落ちてゆくリスクを抱える。そして、今は亡きコブの妻のモルが彼らを阻む。
インセプション・オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite/レオナルド・ディカプリオ(コブ):演技は迫力があるし、やっぱりさすが映画俳優。星4つ☆☆☆☆
渡辺謙(サイトウ):渡辺謙の演技も良かった。英語もナチュラル。星4つ☆☆☆☆マリオン・コティヤール(モル):コブの心の葛藤を映し出すために先々で色々な邪魔をすることになる。演技は良いのだが、途中までストーリーが見えない。星3つ☆☆☆
エレン・ペイジ(アリアドネ):夢の世界を設計する役目らしいのだが、いまいち意味不明。この人は悪くないのだが、映画がゴチャゴチャするだけで本当に要るのか良くわからなかったので星2つ☆☆
キリアン・マーフィ(ロバート・フィッシャー):味のある立ち居振る舞い。演技は良かったと思う。星4つ☆☆☆☆
話の説明が丁寧でないがために、置いてきぼりにさせられてしまうことがしょっちゅうあり、これは良くない。もっと要らないキャスティングをバサッと切って、ストーリーを丁寧に説明したなら非常に良い映画だっただろう。素材は良いのだが、何故街が折りたたまれるのか、何故雪山なのか、何故荒廃した街なのか、いまいち不明で、ただ単に風景のアイディアを自慢したかっただけ???夢に沈んでゆく機械の説明も不十分。
ということで、映画は辛口評価の星3つ☆☆☆
0 件のコメント:
コメントを投稿