毎度おなじみ、第1週の金曜日は米国雇用統計の発表日である。
Employment Situation Summary
until 8:30 a.m. (EST) Friday, March 5, 2010
http://www.bls.gov/news.release/empsit.nr0.htm
今回の雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数が前月差3.6万人減と、相変わらず雇用の減少が続いているものであったが、2月央時点の新規失業保険請求件数が増加していたことから、もう少し雇用の減少が大きいのではというのが市場予想であった。よって、結果としてはまぁまぁ思ったほどは悪くなかったという感じだろう。(ブルームバーグでは6.8万人減が市場予想であった。)
2010年初頭の雇用統計は、10年に1度の国勢調査によって、125万人程度の新規雇用(一時的ではあるが)が見込まれるというボーナスもこれから付く予定だ。
業種別で見ると、急激に削減されていた製造業の悪化に歯止めがかかっていることはプラスである。新築の住宅販売や着工が不振であることなどから、建設業の雇用は相変わらず減少が続いている。
失業率 非農業部門雇用者数(前月差)
% 万人 建設業 製造業 サービス業
09年 1月 7.7 -77.9
2月 8.2 -72.6
3月 8.6 -75.3 -14.2 -16.5 -42.7
4月 8.9 -52.8 -11.4 -14.9 -25.1
5月 9.4 -38.7 -5.9 -15.2 -16.2
6月 9.5 -51.5 -9.1 -12.9 -28.7
7月 9.4 -34.6 -8.0 -4.3 -21.8
8月 9.7 -21.2 -6.4 -5.7 -8.2
9月 9.8 -22.5 -7.1 -4.8 -10.4
10月 10.1 -22.4 -6.7 -5.7 -9.3
11月 10.0 6.4 -1.5 -2.5 9.7
12月 10.0 -10.9 -3.6 -1.8 -5.5
10年 1月 9.7 -2.6 -7.7 2.0 2.7
2月 9.7 -3.6 -6.4 0.1 2.4
2010年3月23日火曜日
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