中国が夕方になって0.5%の準備預金率の引き上げを決定。春節前の休み前に実行。英語のHPにはまだ英訳のアップデータは無い。実行は2月25日から。この結果、主要行に対する預金準備率は16.5%になる。前回は1月12日に引き上げが発表されていたので、丁度1ヶ月目の再引き上げだ。
(↓日本語にすると中国の簡体字のフォントが潰れてしまう。。。)
中国人民銀行决定上調金融机?人民巾存款准備金率0.5个百分点
2010-2-12 18:00:00
http://www.pbc.gov.cn/detail.asp?col=100&id=3514
【ウォールストリートジャーナル】
中国人民銀行、今年2回目の預金準備率引き上げを決定
2010年 2月 13日 11:30 JST
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_32426
11日に発表された中国の消費者物価指数は、12月の前年比+1.9%から1月は前年比+1.5%へと伸び率が鈍化したが、生産者物価が12月の+1.7%から1月は+4.3%へと上昇が加速しており、インフレ懸念が若干出始めていたことも、金融政策変更の要因になっていたかもしれない。他にも、1月の人民元建て新規融資は1兆3900億元と、13月の3798億元から大幅に増加していたようだ。この様な統計結果を受けて、さまざまなメディアが当局のインフレ警戒姿勢維持を報じていたため、引き締め期待もあった。統計の発表にすばやく反応しようとする当局の姿勢が見える。
本来であれば利上げなどの実行手段に踏み込むべきだろうと思う。彼方此方では中国の機動的対応とか、予防措置とか、上手く行っているとか、そういった文言が踊っているが、準備預金率を引き上げても中国の短期金融市場では預金金融機関の超過準備が結構あるため、準備預金比率の引き上げはあまり効果が無いという見方もある。
2010年2月14日日曜日
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