2009年12月31日木曜日

(12月30日-2)日本のソブリンにwarning

年末のニュースで、格付け会社が日本の財政について物申している。この点については後で時間があれば書こう。英国、ギリシャもそうだが、日本もやはり公債依存度が5割に近い予算に悪化しているなかで、このソブリンリスクも多少意識されてきている。日本の財政問題は狼少年と裏腹で、ヤバイヤバイと言われていながらこれまでは国内金融機関の資金需要後退の裏側で、余資運用に困った資金が国債に流れ、需給からみれば国債需要超過による金利低下が起きていたのだが。

ソブリンリスクもあって、年末になって為替が92円台に戻った。それは日本経済にとって良いことだ。

【ロイター】
日本の格付け、中期的財政再建と赤字削減次第=ムーディーズ
2009年 12月 30日 15:21 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-13156520091230

【ロイター】
日本の格付け、債務軽減できなければ引き下げも=S&P
2009年 12月 30日 13:59 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13154720091230

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