豪州が気合の利上げを行った。3回連続。0.25%の利上げによって、政策金利は3.75%となった。前週にドバイショックが起きており、金融市場が不安定になる中で1度利上げを止めて様子見をするのではないかと思われていたが、今回利上げが実施されなかったならば、次回の政策金利発表日が2010年2月月初となってしまい、時間が開いてしまうといったことも、今回の利上げ決定の背景にあるのかもしれない。ロイターが声明文の要約を発表している。
No: 2009-28
Date: 1 December 2009
Embargo: For Immediate Release
http://www.rba.gov.au/MediaReleases/2009/mr-09-28.html
【ロイター】
金融政策スタンスの調整、成長維持を支援=豪中銀声明
2009年 12月 1日 12:57 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12713620091201
英文を見ると、
【今回】
With the risk of serious economic contraction in Australia having passed, the Board has moved at recent meetings to lessen gradually the degree of monetary stimulus that was put in place when the outlook appeared to be much weaker. .”(オーストラリアでの深刻な景気後退のリスクは過ぎ去っており、理事会は最近の会合で、景気見通しがかなり悪かった時期に導入した刺激措置を段階的に解除してきた。)
【前回】
With the risk of serious economic contraction in Australia now having passed, the Board’s view is that it is prudent to lessen gradually the degree of monetary stimulus that was put in place when the outlook appeared to be much weaker.”(オーストラリアでの深刻な景気後退のリスクは今過ぎ去っており、理事会としては、景気見通しがかなり悪かった時期に導入した刺激措置を段階的に解除することが賢明と考えている。)
と、ほぼ同じ内容である。次回会合まで多少時間があることから、今回の結果を見極めて、この調子が続くならばという条件付で、2月も利上げを続けるだろうと思う。
2009年12月1日火曜日
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