毎月一回の恒例行事である米雇用統計が発表された。9月の非農業部門雇用者数は9.5万人の減少となり、4ヶ月連続の雇用減である。国勢調査の影響は‐7.7万人だが、政府部門の雇用の弱さが際立っている。一方、民間部門の雇用は緩やかだが着実な増加が続いているため、個人的な印象としてはそれほど悪いとは思わない。政府部門の雇用の圧縮は財政健全化などが静かに進んでいるからなのだろうか。失業率は9.5%と、その低下は緩やかなものに止まっている。
失業率 非農業部門 民間部門 政府部門 国勢調査要因
% 雇用者増減(前月差、万人)
09年 1月 7.7 -77.9 -80.6 2.7
2月 8.2 -72.6 -70.7 -1.9
3月 8.6 -75.3 -74.4 -0.9
4月 8.9 -52.8 -64.9 12.1
5月 9.4 -38.7 -33.4 -5.3
6月 9.5 -51.5 -45.2 -6.3
7月 9.4 -34.6 -29.7 -4.9
8月 9.7 -21.2 -21.5 0.3
9月 9.8 -22.5 -18.6 -3.9
10月 10.1 -22.4 -26.2 3.8
11月 10.0 6.4 7.5 -1.1
12月 10.0 -10.9 -8.3 -2.6
10年 1月 9.7 1.4 1.6 -0.2 0.9
2月 9.7 3.9 6.2 -2.3 1.5
3月 9.7 20.8 15.8 5.0 4.8
4月 9.9 31.3 24.1 7.2 6.6
5月 9.7 43.2 5.1 38.1 41.1
6月 9.5 -17.5 6.1 -23.6 -22.5
7月 9.5 -6.6 11.7 -18.3 -14.3
8月 9.6 -5.7 9.3 -15.0 -11.4
9月 9.6 -9.5 6.4 -15.9 -7.7
2010年10月24日日曜日
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