2010年9月26日日曜日

(9月16日)NZ金利据え置き

NZ準備銀行が金融政策を発表した。政策金利は3.0%で据え置き。オセアニア経済は比較的順調な景気拡大が続いているが、ニュージーランドについては9月4日に同国第2の都市であるクライストチャーチを襲った地震によって、被害総額が約40億NZドル、7-9月期の対GDP比で0.3%近くの押し下げ効果があるとの試算がある。今後は復興需要などのプラス(?)の影響が出始めるかもしれないが、暫くは金利が据え置かれる可能性があろう。

【ブルームバーグ】
NZでM7の地震-クライストチャーチ市に非常事態宣言(Update1)
2010/09/04 16:02 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aFPYsF9dm1Lc
ニュージーランド(NZ)の南島で4日、マグニチュード(M)7.0の地震が発生し、2人が重傷を負った。道路・建物などに被害が出ているほか、停電も起きている。震源に近いクライストチャーチ市当局は非常事態宣言を出した。

【ブルームバーグ】
NZ中銀:7-9月期GDP、地震で0.3ポイント押し下げの公算
2010/09/16 08:21 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=apYT6byaXArA
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のボラード総裁は、9月4日にクライストチャーチ市の近くで発生した地震によって7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)伸び率が0.3ポイント抑制されるだろうとの予想を示した。同総裁は16日、金融政策決定会合後に、地震被害の復興で2012年度(11年4月-12年3月)のGDP伸び率は1%ポイント押し上げられるだろうと述べた。

【NZ準備銀行】
Date 16 September 2010
http://www.rbnz.govt.nz/news/2010/4182378.html

The Reserve Bank today left the Official Cash Rate (OCR) unchanged at 3.0 percent.(ニュージーランド準備銀行は本日、政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レートを3.0%に据え置くことを決定した。)

Reserve Bank Governor Alan Bollard said: “While the global and domestic economies continue to recover, the outlook has weakened since our June Statement. We consider it appropriate at this point to keep the OCR on hold. (アラン・ボラード準備銀行総裁発言「内外経済は回復が続く中、6月のステートメント以降見通し派弱まっている。我々は現時点でOCRを据え置くことが適切であると判断する」)

“The earthquake that struck Canterbury on 4 September has significantly disrupted economic activity and is likely to continue to do so for some time yet. Many homes and businesses have been damaged, as have significant parts of Canterbury’s public infrastructure. Eventual reconstruction and repairs will require considerable resources over the next year or two, particularly in the construction sector. If, in the aftermath of the earthquake, the prices of some goods and services increase temporarily, monetary policy would remain focused on the medium-term trend in inflation. The Policy Targets Agreement explicitly instructs the Bank to look through temporary price increases generated by a natural disaster.(9月4日にカンタベリーを襲った地震は経済活動に非常に大きな混乱をもたらし、暫くの間影響を与えそうだ。多くの家屋や企業が、カンタベリーの公共インフラ同様に非常に大きな被害を受けた。来年や再来年に掛けて、再建や修繕に非常に多くの経営資源が、特に建設セクターに対し、必要となるだろう。仮に地震の後遺症としていくらかの財・サービスの価格が一時的に上昇したとしても、金融政策は中期的な物価動向に焦点を当てる。政策目標合意(The Policy Targets Agreement)は天才によって引き起こされた一時的な物価上昇を注視するよう明確に指示する。)

“Looking more generally at the domestic economy, the household sector remains cautious, with consumer spending soft, house sales falling and house prices remaining flat. With continued soft demand for credit, this suggests household spending will not increase to the extent previously projected. (より国内経済を普遍的に見ると、家計部門は消費を減速させて慎重な態度を続け、住宅販売は減り、住宅価格は依然横ばいである。信用市場の需要の逓減が続く中、以前よりも家計消費が伸び悩むことを示唆している。)

“The pace of expansion in the global economy appears to have slowed in recent months with forward indicators of US growth, in particular, deteriorating noticeably. Nevertheless, continued strong growth in Australia and China will support demand for New Zealand exports, reinforcing the continued contribution of high export commodity prices. (最近数ヶ月、米国の経済成長の先行きを示す経済指標が顕著に悪化する中で、世界の景気拡大の速度は緩やかになっている。しかしながら、豪州や中国の力強い経済成長の継続が、ニュージーランドの輸出に対する需要を支援し、輸出商品価格の高止まりの寄与が継続することでそれを補強するだろう。)

“Overall, despite the weakened outlook, we still expect that growth will progressively absorb current surplus capacity over the next few years. In addition, changes to indirect taxes and earthquake impacts will cause headline inflation to spike higher over the coming year. Previous experience of GST increases, the fact that annual CPI inflation has been near 2 percent for the past year and a half, and the subdued state of domestic demand suggest this inflation spike will have little impact on medium-term inflation expectations.(総じて、景気の見通しが減速するものの、我々は今後数年間、経済成長が現在の生産能力の上昇に見合うものになると予想する。加えて、間接税の変更と地震の影響が、今後1年間物価上昇率の表面上の値を急上昇させる要因になるだろう。前回のGSTの引き上げの事実を踏まえ、この1年半の年間のCPI上昇率は2%近くになっており、国内需要の抑制された状況は、このインフレの急上昇が中期的なインフレ期待に対して非常に小さい影響しか与えないであろう)

“Over time, it is likely that further removal of monetary policy support will be required. The pace and extent of further OCR increases is likely to be more moderate than was projected in the June Statement.”(今後について、緩和的な金融政策を更に引き上げて行くことが必要になるだろう。OCRの金利の追加的な引き上げ(幅)やそのペースについては、6月のステートメントで予想していたものよりも緩やかになるであろう。)
《ニュース備忘録》

【ロイター】
介入資金は吸収せず、日常の金融調節でも緩和徹底を模索   
2010年 09月 16日 23:19 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17268720100916

【ロイター】
米国が緩和続ければ中国はドル資産売却すべき=政府系ファンド会長
2010年 09月 16日 21:17 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17267720100916

【ロイター】
中国の銀行の資本強化は長期的問題=銀監会副委員長
2010年 09月 16日 19:14 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17266320100916

【ロイター】
15日の介入額は1.8兆円規模か、「円売り」で過去最大の公算
2010年 09月 16日 18:27 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17265720100916

【ロイター】
インド中銀、予想以上に積極的な利上げ発表
2010年 09月 16日 16:59 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-17264820100916

【ロイター】
日銀は国債買いオペ増など追加緩和を=民主デフレ脱却議連
2010年 09月 16日 13:12 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17261220100916

【ロイター】
85円台でも円安に戻ったという認識ない=自工会会長
2010年 09月 16日 12:49 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17260420100916
日本自動車工業会(自工会)の志賀俊之会長(日産自動車最高執行責任者)は16日の定例会見で、「(ドル/円の為替レートは)85円台に戻ってきたが、自動車業界として円安に戻ったという認識はない。業界では90円台で予算を組んでいるところが多く、85─90円というレベルが生産の海外流出がとまるレベルではない」とし、引き続き円高対策を継続するよう要望した。


【ロイター】
人民元の上昇ペースは遅過ぎる=米財務長官の証言原稿
2010年 09月 16日 09:50 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17256520100916

【ロイター】
NZ中銀が政策金利を据え置き、利上げペースは予想より緩やか
2010年 09月 16日 09:04 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-17254220100916

【ロイター】
日本の為替介入に「非常に困惑」=米下院歳入委員長
2010年 09月 16日 08:23 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17254420100915

【ロイター】
米通商代表部、関税など2件で中国をWTOに提訴
2010年 09月 16日 08:09 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17254520100915

【ロイター】
米財務長官の人民元巡る証言、関税法案の決定で重要=下院歳入委員長
2010年 09月 16日 05:07 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17252820100915

【ロイター】
バーゼルIII、イールドカーブのスティープ化招く可能性=オランダ中銀
2010年 09月 16日 05:02 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-17252620100915

【ロイター】
英中銀、経済が予想以上に弱まれば行動する用意=キング総裁
2010年 09月 16日 01:39 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17250820100915

【ロイター】
日本の為替介入は正しい措置=投資家ソロス氏
2010年 09月 16日 01:23 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17251620100915

0 件のコメント: