3D映画とはどんなものか見てみたくなって観覧。
主人公の下半身不随になった海兵隊員ジェイクが、衛星パンドラの傭兵としてやってくる。人間の目的は浮遊鉱物(?)を採鉱するためなのだが、その巨大鉱床の真上に大きな木があり、そこを住処とする原住民が立ち退きに対して強く抵抗する。人間は、原住民に英語を教えたり、様々な贈り物などを使って懐柔しようとしていたようだが、原住民は立ち退かない。原住民の精神や肉体は大地や森と繋がっており、その土地こそが何ものにも変え難いものである。主人公は遺伝子操作で作られた原住民そっくりの体に、機械を使って意識を結合させ、自由に動き回り、原住民との交流を始める。
「アバター」オフィシャルサイト
http://movies.foxjapan.com/avatar/
ストーリーとしては、善悪が明確で分かりやすい映画。ストーリーの展開に頭を使うことはそれほどなく、ただただ画像や音楽の迫力を楽しむ、典型的な米国映画と言える。中国はこのアバターの通常版の講演を打ち切ることが決まり、いろんな人が怒っているようだ。中国政府が力を入れる「孔子」との関係が噂されているようだ。
【AFP通信】
中国ネットユーザー、『アバター』2D版上映打ち切りに激怒
2010年01月21日 07:15 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2684959/5204203
そんなことはどうでもよくて、3Dの迫力は凄かった。3D専用のメガネをかけることになるのだが、通常の画面と比べてやや暗くなるのと、メガネをかけているとその上にメガネをかけることになるので、具合が悪いのが難点。
しかし、ストーリーが単純なので、余計なことは考えずに、スカッとする映画を楽しむには最高!!
かなり気分がリフレッシュできた。
よって、映画自体の星は5つ☆☆☆☆☆
主人公のサム・ワーシントンは典型的な無茶するアメリカン・ボーイ。良い感じ。星4つ☆☆☆☆
スティーブン・ヤングは典型的な悪役軍人。力こそ全て。役としてはしっかりこなして星4つ☆☆☆☆
ジョバンニ・リビシは鉱物資源開発責任者で悪役の片棒だが、居なくても関係ないかもで星3つ☆☆☆。この人の演技が悪いわけではない。
ミシェル・ロドリゲスは輸送担当の軍人だが、良い側に付く。それも、なぜか唐突でよく分からない。こちらも、演技が悪いわけではないが、設定がちょっとということで残念星3つ☆☆☆
ゾーイ・サルダナは原住民の女性役。良い感じの演技で普通にグッドで星4つ☆☆☆☆
やっぱり、この映画は3Dということと、それをフルに観客に、圧倒的な画像で魅せるというところが最もポイントが高いと言える。だから、3Dは星6つ!!★★★★★★
日々の技術の進歩に感心する映画だった。
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