とりあえず今週分のニュースは記録したので、雑感。
心が揺れることはたびたびある。それは突然襲ってきて、静かに考え始めると落ち込んだり、後悔したり、悲しくなったりする。だからといって変な病気になっているわけではなく、理由は分かっている。ある"アクション"があって、「あの時に戻れたなら」とか「もし、こうだったら」とか、「もう少し早ければ」などと自分の心に"リアクション"が起きる。僕の大好きな映画でケビン・ベーコンが主演を演じた「告発」(1994年)という作品がある。アルカトラズ刑務所に少額の窃盗容疑でつかまった囚人が脱獄に失敗し、罰として暗い地価牢に何年も閉じ込められた結果、精神が麻痺して刑務所内で殺人事件を起こしてしまうというとこからストーリーが始まる。そして、極悪(?)刑務所所長に対し、クリスチャン・スレーターが演じる弁護士とともに法廷で闘うという物語。
その最初の場面でゲイリー・オールドマンが演じる刑務所所長がケビン・ベーコンに対して脱走という「アクション」に対して、刑罰(場面は虐待)という「リアクション」を教え込むというショッキングな場面がある。最終的にはこのケビンに対する虐待という「アクション」に対して法廷闘争の結果の「リアクション」があるとケビンは胸を張ってゲイリーに言い返し、強い精神を取り戻して自らまた暗闇に戻ると言う悲しい話だ。この映画を見て、何度か涙した。最後の「ベースボールが好きになった」というフレーズでは、全ての力が奪われるような、なんとも切ない気持ちになる。
話が横に逸れたが、最近の小さな感情の起伏(原因はあるつまらないやり取り)で、この「アクション」と「リアクション」という思いが再び持ち上がった。心の半分で「早く時間よ過ぎて!!」と思う一方で、「時間よ止まれ!!」と残りの半分が訴えるという複雑な感傷が生まれた。暫くたったら、こんな心の揺れも自分のプラスの経験値として積み重なって強くなっていくんだろうと思う。こういうときは眠るに限る。時間が解決してくれるわけではないが、ちょっと間をおいてみる。他には、何かに集中するとかが良い。
24を見る。それも良い。今回の心の動きは、自分も青いなと思わせられた。今日のランチで食べたリゾットはチーズ臭くなくて(いつもリゾットと言うとチーズてんこ盛りでしつこいものが多いが)すごく美味しかった。最後に食べたバニラアイスとガトーショコラで少し楽しい気持ちになって、まぁ良い気分転換になった。
ま、そんないろんな気分になる日もあるね。
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