おとといの11月6日にIMFが世界経済見通しを公表していた。
World Economic Outlook Update
Rapidly Weakening Prospects Call for New Policy Stimulus
November 6, 2008
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2008/update/03/index.htm
2006 2007 2008 2009 2008 2009
実績 実績 見通し 見通し 修正幅 修正幅
世界 5.1 5.0 3.7 2.2 -0.2 -0.8
先進国 3.0 2.6 1.4 -0.3 -0.1 -0.8
米国 2.8 2.0 1.4 -0.7 -0.1 -0.8
ユーロ圏 2.8 2.6 1.2 -0.5 -0.1 -0.7
ドイツ 3.0 2.5 1.7 -0.8 -0.2 -0.8
フランス 2.2 2.2 0.8 -0.5 -0.1 -0.6
イタリア 1.8 1.5 -0.2 -0.6 -0.1 -0.4
スペイン 3.9 3.7 1.4 -0.7 -- -0.5
日本 2.4 2.1 0.5 -0.2 -0.2 -0.7
英国 2.8 3.0 0.8 -1.3 -0.2 -1.2
カナダ 3.1 2.7 0.6 0.3 -0.1 -0.9
その他先進国 4.5 4.7 2.9 1.5 -0.2 -1.0
新興アジア 5.6 5.6 3.9 2.1 -0.1 -1.1
新興・途上国 7.9 8.0 6.6 5.1 -0.3 -1.0
アフリカ 6.1 6.1 5.2 4.7 -0.7 -1.3
中東欧 6.7 5.7 4.2 2.5 -0.3 -0.9
ロシア 7.4 8.1 6.8 3.5 -0.2 -2.0
中国 11.6 11.9 9.7 8.5 -0.1 -0.8
インド 9.8 9.3 7.8 6.3 -0.1 -0.6
中東 5.7 6.0 6.1 5.3 -0.3 -0.6
ブラジル 3.8 5.4 5.2 3.0 -- -0.5
メキシコ 4.9 3.2 1.9 0.9 -0.1 -0.9
うぅ~ん、数字をテキスト形式できれいに見せるよう加工するだけで時間がかかった。。。
先進国はG7を見るとカナダ以外2009年の成長率がマイナスになっている。これは完全に景気後退を示唆している。新興国の景気減速も著しい。
新興・途上国は、それでも+5.1%成長するのか。中国の+8.5%成長は突出しているが、本当にそんな高い成長率が実現できるのだろうか。インドも+6.3%。中東は資源があるから分かるけど、人口が多いだけで、本当にこんな成長が達成できるのかな。持たざる低所得者層が中所得者層にアップグレードする過程で、消費が増えるとかいう話もあるけれど、これほどひどい世界同時不況局面で、ちょっとハードルが高すぎるのではないかと心配してしまう。
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