2008年10月12日日曜日

G7の声明文

G7の声明が発表されている。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/g7_201010.pdf

断固たる決意なのだろうが、市場はこの文言だけでは納得しないであろう。
それほどすさまじい催促相場になっている。
中国の友人から話を聞いたが、外銀に対する不信感はここでも起きている。
融資枠が絞られたら、そのしわ寄せは、他の銀行や貸付先の事業会社にも及ぶだろう。
混沌としか言いようが無い。

G7声明文でも、資本増強について言及しているが、「どうやって?」という実務的な話になると、まだまだ不透明感が大きい。だって、資本を入れられるほうからすると、「経営責任を取らされる!!」という恐怖感はそう簡単にはぬぐえない。ブッシュ大統領は、G7終了後各国財務大臣らと会って話し合いをしたというけれど、「何でもやる!!」という気概は分かったけれど、それだけだと市場はまだ「空手形」という認識しか持てないだろう。

概して、国民の税金を使う場合、どこかの誰かが責任を取らない限り、世論は納得しない。それは、政治家か、経営者か、誰か。その形は、辞任だけで済むのか、それとも逮捕まで要求されるのか、いずれにしても「生贄」が必要となる。

この休日中に何らかの答えが出ない限り、市場では更なる血が流れるだろう。
この株価水準では、「財務諸表は健全!!」といっていた、本邦金融機関、生保や銀行も、そううかうかしていられない状況になっていると思われる。保有株式の含み損拡大は、2002年や2003年の時の持ち合い株解消を迫られた時を思い出させる。

今回は、海外投資家の強烈な売り、それもFry to Cashが、この悲惨な株急落を呼んでいるんだろうけど、手立てが無い。日本の逆張り的な年金がどこまで買い支えてくれるか以外に、買い手の主体が見えないところが厳しいね。このままだと、週明けが怖い。。。

日本の金融システムは健全さを保っていられるように、願うしかない。
本当に、大恐慌以来の状況という感じがひしひしと出てきた感じがする。

今日は、映画のWantedを見た。はじめの方は、主人公があたふたし過ぎてイライラしたけど、まぁまぁ面白かった。65点くらいだった。