2009年2月1日日曜日

米国GDPの急落

週末、米国が10-12月期GDPを発表した。前期比年率-3.6%。1982年1-3月期に記録した前期比年率-6.4%以来の急落だ。個人消費の寄与度が-2.47%と最も大きい。設備投資が-2.26%、住宅投資は-0.85%の寄与度だ。貿易収支は輸出入両方ともマイナス成長で、ネット純輸出は+0.09%の寄与度。景気後退初期にはよくあることだが、在庫の積み上げによって前期比+1.32%の押し上げとなった。市場予想は10-12月期-5%台の悪化を見込んでいたがそこまで落ち込まなかったのは、在庫投資の影響であろう。

将来、在庫の生産調整が起きることを考えれば、ちょっと心配だ。

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