この季節になると、桜の花が咲き誇る道なりがものすごくきれいに見える。
週末も金曜日に満開宣言がなされ、この週末桜を見に行ったが、人の数がものすごい。
それでもこれだけ綺麗な花の路を歩くと、ちょっぴりうれしい気分になる。日本人でよかったと思う一コマ。風が強くてすこしくしゃみが止まらなかったけれど、春っていいなと改めて思った。
最近は色々胸が詰まることが多いけれど、全てを忘れさせてくれるほどとても清々しい風景であった。もう少し立つと、桜の花びらが散り始め、それが路や水辺に薄紅色の絨毯となる。少し風が吹くとヒラヒラと舞い降りる小さなピンク色は、少し切ないけれども生命の素晴らしさを教えてくれる。そんな風景を毎年見てきたが、それはいつも一日一日を大切に過ごそうと思う良い切っ掛けになる。
今年も桜の季節に感謝でいっぱいだ。一日何もしないで桜を眺めることができたら、どれだけ心地よいだろうか。色々な悩みはすべて土に返して、そこに桜の花びらで蓋をする。
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